運転免許の取り方とその仕組み

運転免許の更新

 日本では、最長でも5年間しか免許の有効期限がありません。ですから免許の取り消しや、もう必要ないからと失効させる場合、免許を返上する場合を除いて、運転免許を維持するためには必ず免許の更新が必要になります。
 免許証の有効期限は免許証にも記載されていますが、免許証の有効期限が近付くと、「運転免許証の更新のお知らせ」というハガキがお公安委員会から郵送されてきます。注意点としては、運転免許に記載されている現住所に届きますので、引っ越しをした場合は住所変更を行わないと届かないことがある、という点です。これが届くのが、免許更新の年にあたる誕生日の1ヶ月ちょっと前、くらいになります。運転免許の更新手続は、運転免許の有効期限となっている年の誕生日、その1ヶ月前から1ヵ月後までの約2ヶ月間です。また、誕生日の一ヵ月後、例えば11月23日生まれの人は、誕生日の1ヵ月後は12月23日で天皇誕生日に当たります。このように誕生日の一ヵ月後が祝日であったり、土曜日、日曜日であったりした場合は翌日まで更新可能になり、運転免許そのものも有効として扱われます。
 そして、指定の警察署、免許センター、免許試験場などで、更新手続きを行います。最近は駐車場のない免許センターや、立体駐車場しかない免許センターなどもありますので、特に首都圏にお住まいの方は、交通手段も事前に検討しておいたほうがいいでしょう。